都城市よりキズ・ヘコミの板金塗装修理(ワゴンR)
- 2016年08月23日 |
- 修理事例 |
【自費修理もお得に鈑金塗装修理!】
都城市よりお越しのお客様からスズキワゴンRのキズとヘコミの鈑金塗装修理を受け賜りました。
バックでポールに激突!このようなケースは多く、最近続けて依頼を受けています。
お客様より「車両保険が無いので格安にて修理をお願いします」との事でしたので今回は部品交換せずに鈑金塗装で修理しました。
修理前の写真を撮るのを忘れてしまいましたが損傷箇所はリヤゲートとリヤバンパーの傷とへこみです。
では、早速修理していきます。
まずはキズになっている部分を削り落とし滑らかにします。
滑らかにせずに作業を進めてしまうと後々修理跡が出てしまうことがあるので、滑らかに丁寧に研磨しておきます。
曲がったり、凹んだりした箇所をハンマーとドリー(当て盤)と呼ばれる工具を使用して作業する。
凹みに対してはハンマーなどでたたいたり、ひっぱったりして修正します。
板金作業を終えたらパテという粘土状の物を塗ります。
パテは乾燥すると収縮して固まります。
その後研磨することによって元の形状へ近づけます。
パテが乾燥したら、表面が滑らかになるように削り、形成します。
▼パテを塗布した状態。
次にサフェーサーを塗装します。
サフェーサーはパテのスプレー状の様なもので塗膜の硬度を上げ、
水を通しにくくするため防水・防錆効果があります。
また、上塗り塗装の仕上がりも良くなります。
サフェーサーも乾燥後、表面をサンドペーパーで研磨して整えておきます。
▼サフェーサーを塗布した状態
最後に上塗り塗装です。
上塗り塗装は、ゴミ・ホコリがなるべくつかないよう「塗装用ブース」の中で行います。
塗料がかかっていけない部分は新聞紙やビニールなどでマスキング(保護)します。
塗料をスプレーガンという器具にいれてスプレーして色を重ねます。
下地剤が隠れるようにだいたい3~4回程スプレーします。
上塗り塗装の乾燥硬化後、ホコリの小さな凹凸を非常に細かいサンドペーパーで削り落とし、その後コンパウンドで研磨します。
艶が出てピカピカになったら完成です。
▼リアバンパーも一緒に塗装ブース内で上塗り塗装します。
最後にバンパーを取付け、車内清掃と洗車を済ませたらお引渡しとなります!
▼綺麗に仕上がりました。
お客様も仕上がりに満足して帰られました!
本日はご入庫頂き誠にありがとうございました<m(__)m>
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