都城市よりキズ・へこみの板金修理事例(スズキ スペーシア・ギア)
- 2019年11月23日 |
- 修理事例 |
【お客様の予算に応じて仕上がりバッチリ、本格修理】
▼修理前
都城市からスズキ スペーシア・ギアの板金塗装修理のご依頼です。
ネットを見てご来店されました。
まだ購入されて間もない新車をバックでぶつけてしまわれ、見積もりでのご来店です。
ディーラーで見積もりしたところ、交換といわれ結構な金額だったそうです。
損傷がひどかったので交換は妥当だと思います。
ただ、お客様の希望はできれば安く修理したいとのことなので、少し頑張って板金修理で見積もりさせていただきました。
【修理内容】
左リヤフェンダー・・・・・・・・板金塗装修理
▼ リアフェンダーの損傷は結構ひどく、おそらくらディーラーでは、交換といわれるレベルですね!
でも、お任せください。幸いにもバックドアやバンパーには影響がなく良かったです。
お客様の要望に沿った形で板金修理で対応したいと思います。
◆ リアフェンダーを内側から押し出し板金しようとしたのですが、なんとこの車は内側から凹み部分にアクセスできず(汗!)
しょうがなく外側から引き出し板金することとしました。
板金方法は凹み部分にスタッドと呼ばれるピンを複数スタッド溶接して専用の治具をピンに挿入して凹み部分を慎重に引き出して元の形に整えます。
引き出した個所は溶接個所を含めてサンディングで削ってきれいに均します。
▼ 次の工程として、粘土のようなパテを盛り付けます。
パテは時間が経てば、自然に乾燥しますが時間短縮のために赤外線ヒーターなどで強制乾燥をします。
パテを削って整形します。
通常パテの盛り付け研磨を数回繰り返して、形を出していきます。
▼ 塗装の前に下地処理のためのサフェーサを塗布します。
その際サフェーサがかかってはまずい個所をマスキングをしてからサフェーサを吹きます。
サフェーサは板金仕上げに使ったパテが塗料を吸い込まないようにしっかりシールし、塗装面を滑らかにすることに大きく貢献します。
サフェーサには防水・防錆の効果が期待できます。
▼ いよいよこれから塗装工程に入ります。
塗装工程の写真を撮り忘れてしまったので工程の説明をしますね!
塗装に入る前に、サフェーサ面をサンドペーパーによる水研きを行う足付けをします。
さらに、フェンダーの脂分・ワックス分を専用の溶剤できれいに脱脂して塗料の食いつきを良くします。
これから塗装に入りますが、ホコリなどの付着を防止するため塗装は専用のブースで行います。
車全体を専用のビニールシートなどでマスキングを行い塗装に備えます。
塗装の際にはどこからか必ず漏れて車内に色がついてしまうので簡単そうに見えて結構シビアな作業です。
その後に現車の色に合わせた塗料の調色を当社のベテランの塗装職人が行って、ベースカラーを決定します。
色が決まると、ベースカラー塗装を専用のスプレーガンで数回に分けて塗り重ねていきます。
その際にはサフェーサが完全に隠されていることを確認しながら吹き付けていきます。
その後に透明なクリア塗装を施します。
クリアのベースと硬化剤を混ぜて塗装します。
クリア塗装を行う事で紫外線による塗料の劣化や対候性を増すことが出来ます。
▼ 最後の仕上げに数種類のパフとコンパウンドを使い分け、ポリッシャーを使用して塗面を磨いて仕上げます。
あれほどひどかったフェンダーの凹みも板金塗装で、すっかり元の新車の状態を取り戻しました。
洗車と室内清掃を済ませたらお引渡しとなります。
この度は数ある修理工場の中から当社を選んでいただきありがとうございました。(^人^)感謝♪
車の整備も行っていますので、またいつでも、お気軽にご来店・ご相談ください!
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