ヘコミ・傷の鈑金塗装修理(都城市・トヨタ-アクア)
- 2016年09月01日 |
- 修理事例 |
【キズも凹みも綺麗に直します!】
都城市からトヨタ・アクアの板金修理のご依頼です。
初来店のお客様です。ガードレールに擦ったとのことで、擦った場所が左側面で、鉄板も穴が空くほどで、広範囲に損傷があった為、修理代が結構かかると説明させて頂きました。
念のため車両保険を確認したところ、未加入でした(泣)
新車でしたので、フェンダーやドアなどの部品を交換したほうが良かったのですが、出来るだけ安く修理をして欲しいとのことで、すべて板金で提案させて頂き修、理依頼を承りました。
▼痛々しい傷が左側面の前から後ろまで確認できます・・・
すり傷はダブルアクションサンダーなどの工具を使い、削り落とします。
ヘコミ等で、パネルが袋状になって裏側から作業できない場合は、パネルにピンやワッシャーを溶接し、そこに専用工具を取り付けて外側から引き出して成形します。
▼充分にパテを乾燥硬化させてから研いで仕上げます。
▼次にサフェーサーを塗装し、充分に加熱乾燥させます。
サフェーサーとは塗装の下地になる塗料のことです。
板金の仕上げに使うパテが塗料を吸い込まないようにしっかりシールし、塗装面を滑らかにすることに大きく貢献します。
研ぎ作業によって生じるわずかな凹凸や傷を埋める効果もあります。
表面を溶剤できれいに脱脂した後、サフェーサーを塗装し、赤外線ヒーター等で充分な加熱乾燥をおこないます。
▼サンドペーパーによる水研ぎをおこない、表面を平滑に仕上げます。
次は、塗装ブースへ移動し、上塗り塗装に入ります。
▼上塗り塗装前には、塗料がかかっては行けない部分にマスキング(養生)をします。
同じ色を再現するため、塗料の調色をおこないます。
車のカラーコードからその色の調合を調べます。
塗料メーカーのWEBサイトや専門のコンピューターなどで調べることができます。
データ通りに調色してもピッタリ同じ色にはなりません。
熟練した塗装職人によって、色が合うまで何度でも原色の配合を微調整します。
一度にべったりと塗装せずに、数回にわけて塗装します。
最初はパラパラ塗装することで、ハジキなどを防ぎます。
サフェーサーの色がきちんと隠蔽されたことを確認して、ムラがないことを確認して、慎重に塗装していきます。
カラーベース塗装のあとに、透明なクリアの塗装をします。
クリアのベースと硬化剤を混ぜて塗装します。
乾燥後、化学変化を起こして、固い塗膜になり、硬化後は、シンナーなどの溶剤で溶けなくなります。
充分に乾いたら、数種類のバフとコンパウンドを使い分け、ポリッシャーを使用して塗面を磨いて仕上げます。
▼綺麗に仕上がりました~(*^^)v
お客様も、「(新車)買った時の様に、元に戻って嬉しい!」と喜んで頂きました(*^^)v
本日はご入庫頂き誠にありがとうございました<m(__)m>
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